はじめまして。『未来の子ども達プロジェクト』公式キャラクターのミライコです。
これから毎月『心のメタボリックシンドローム』として精神習慣にまつわるエピソードや体験談を紹介していきます。
今月は、ゆびこさんの『理想の自分からの脱却』です。
いじめと聞くと「他者へのいじめ」を連想しがちですが、実は「自分いじめ」という「内向きの精神習慣」も存在するのです。
かつての私は、理想の自分をいつも掲げ、そこに向かって自己研鑽するコンプレックスのかたまりでした。そのくせ「上から評価されてない」「やりたい仕事をやらせてもらえない」と悶々とした日々を送っていました。実はこれこそが「自分いじめ」だったのです。
自分に何かが足りないという「不足感覚の精神習慣」が身についてしまっており、その不足を補うために「がんばっている自分」を求め、「何かできるようになった自分」に安心していたのでした。
でもいくらがんばっても状況はあまり変わらず相変わらず悶々としたままでした。
そんな時『いじめが終わる方程式』に出会い、自分自身の思考パターン(精神習慣)に気づくことができました。
コンプレックスを克服するためだけの「がんばる自分」をやめ、「あるがままの自分」に触れることができた時、周囲の人間関係が少しずつと変わり始め、気が付けば、やりたい仕事ができる位置にいました。
今では、当初はそこまで期待してなかったのにという仕事にまで挑戦させて頂いています。「がんばる自分」すなわち「する自分」ではなく、「あるがままの自分の存在」を受け入れ、自分を愛する「ある自分」を認めることができた時、ようやく「自分いじめ」を終わらせることができるのだと思います。