神戸市で中学校講演会を開催しました!

10月20日(木)、神戸市櫨谷町中学校の講演会「学ぼう!いじめが終わる方程式」にスタッフとして参加させていただきました。
西神中央駅前にオープンしたばかりの「なでしこ芸術文化センター」は、まるでコンサート会場のような500人収容の素晴らしいホールで、結果的にこれが「こけら落し講演会」となりました。
(西神中央駅には初めて降り立ちましたが、神戸ならではのすがすがしい空気感がありました)

今回の講演会は、この会場の新設に合わせた前校長からの2年越しのオファーで、現校長にそのバトンがしっかり引き継がれておりました。もちろん前校長も会場に来て下さいました。

午前中は『いじめが終わる方程式』講演会、午後は生徒たちの合唱発表会という構成のためか、常にリハーサルの音楽なども聞こえており、緊張感もありつつリラックスした雰囲気でスタートしました。

ホールの上方から、経過時間のパネルで講師に合図を送りながらの聴講でしたが、生徒たちがぐっと話に引き込まれていく瞬間を目の当たりにし、もっともっとこの「いのちの教育」を全国で開催できればと感じました。
聴講者から受け取るパワーを感じながら、その都度コンテンツが変わると言われている品田講師ですが、今回はなんと「同調病」というキーワードが出てきたことが印象的でした。
また、先生方から「おとなしいかも?」心配されていた学年が、一番活発に手を挙げてくれたことも意外でした。

『いじめが終わる方程式』の書籍を読んで講演を依頼してくださった校長からは、後日「もっと子供たちにこの方程式を深めさせたい」と直接お電話を頂いたと聞きました。
団体として早速、「私が私に出会えた奇跡」の漫画冊子の中に、「子ども達の理解を促すための解説を追加する」というアクションを取ることが決まりました。
講演を行い、そこで人と出会い、頂いた感想やコメントからインスピレーションがわき、教材も私達もパワーアップしていくという素敵なスパイラルが生まれたことに嬉しさを感じています。

今回このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました!
早速、子ども達からも嬉しい感想が届きましたので、最後に少しご紹介します。
これからも神戸市内の中学校で道徳授業の輪がつながっていくことを楽しみにしています。

今回のブログはゆびこが担当しました。

<本日の感想を自由に書きましょう(心に残ったこと)>

世の中の見方が変わりました。一番心に残ったのは、自分がすごいキラキラしている宝石をもっているということと、自分の背中にたくさんの人がつながっていて助けてくれるというところです。嫌なことがあっても何でも乗り越えられるような気持ちになりました。本当にこの話を聞いて良かったと思ったし、心に響きました。

「自分のことを思いやる」ということが大事なんだと感じました。すべてのことがペアでできているという事がおどろきました。自分が相手に思っていることは、もしかしたら自分にもあるかもしれないという事を教えてもらって、気を付けなきゃいけないと思いました。私は、「いじめを0にすることは無理」という考えだったけど、この講演を聞いて「もしかしたら0にできるかもしれないな」と思いました。

今回の授業で、自分の見方がすごく変わりました。品田先生の授業はとても聞きやすく、おもしろい授業でした。たくさんスライドを作ってくれて、東京からわざわざ来てくれてとても感謝しています。このような授業をして、一つの命を守れるんだなと思いました。

少しは思ったことがあったり、当たり前のことだけどよく考えたことがないことを深掘りして聞くことができたので、今回は本当に話が聞けて良かったと思う。人は相手がいることで成長したり思考することができることや、相手への感情が自分へのメッセージになることはとてもおどろいた。是非これからも色々なところをまわってこのことを広めて欲しいと思う。

今日の授業を受け、私は結構周りの人と自分を比べちゃう人で「あの人かわいい、美人だな」と思ったら「自分は全然だな」とかを結構考えちゃう人ですが、今回の授業を受けたことで、自分は自分のいいところや悪いところのどちらもあっていいんだと思えました。私から見て完璧だなと思った人でも、その人にはその人の悩みがあって、完璧な人なんていないだと思いました。そういった内容を面白くそして分かりやすく説明して頂いたことで、いじめは相手の短所しか見てないんだという事を説明されて「たしかにな」と思えることができました。私はそういった話が全国そして世界に伝わりみんながつらい思い悲しい事件を起こさないでいいような、事が起こらないといいなと思いました。