4月10日(月)、都内の私立中高一貫校にて
3・4限の中学生向け講演会のあとは、5・6限で高校生向けの講演会でした。
高校生向けの講演会では、自分一人の人間から途方もない数の人間(ご先祖様)が繋がっている図も出されていました。
その先祖の図を毎回見るたびに、私一人の命なのではなくて、名前も存在も知らない凄い数の人の命がこの体に入ってるんだなと思うと、不思議な気持ちになります。
でもこうして図で見たりしない限り、普段はついつい忘れがちです。
そして、自分のことを「宝物だ!」と思っている人に手を挙げてもらったところ、約300人いる中で、手が挙がったのは2人くらいでした。さらに「自分のことが好きだ」という人より「嫌い」という人の方が、手を挙げている人が多い印象でした。
友達の前で「自分のことを好き」に挙げるのは気恥ずかしさもあると思いますが、今の若い世代のリアルを目の当たりにした思いでした。
また、中学生向け講演会と同様に、栄養・食事の大切さについてもお話がありました。“砂糖の取りすぎには注意”という言葉は、私自身も耳が痛かったです…。学生の頃に、もっと栄養の大切さを学んでおけばよかったなと、つくづく思います。
今からでも出来ることをしていくしかないですね!
栄養についてだけでなく、学生時代にこの講演会を聞いて人間関係の仕組みを知れば、どんなに生きやすくなっていただろうと思います。
最後に、アンケートで素晴らしい感想をいただいたので紹介させていただきます。
「(中略)とてもつらいです。しかし今日のお話を聞いてとても私の心の中に光がさしました。とてもつらかった気持ちが一気に消されました!本当にありがとうございました!物心ついたとき(約8年)からずっとつらかったです。私はこのようなことを誰にも相談できませんでした。家族が、ばらばらになってしまいそうだったからです。それが今日、救われました。先生の話を聞いて、全てが変わりました!」
「私はよく受験勉強のとき、死にたいと思ったり、消えたいと思ったり、生まれてこなければよかったと思いました。私だけ一人だけ自分だけ。そう思い込みもっとつらくなりました。しかしこれは今日、一人だけではないということを知り、とても救われました。(中略)こんなにホッとしたのは人生の中で初めてです!ありがとうございました!」
このような感想をいただくと、我々も身が引き締まる思いです。
講演会の内容が、これからの長い人生でも支えになってくれればと思います。
無邪気な生徒さんの姿に、こちらまで癒された講演会でした。
ブログは小嶋が担当しました。