8月23日、第1期「傾聴サポーター養成講座(初級)」の3回目(最終日)が開催されました。
この日も、参加者の皆さんの温かく和やかな雰囲気の中でスタート。
まずは、前回の宿題として出されていた
「いじめになぜ傾聴が必要か」 について、それぞれが発表を行いました。
参加者の声からは、
- 自分の気持ちを整理するため
- 自分の本当の声を聴くため
- 怒りや悲しみをため込みすぎると、相手や自分を傷つけてしまう。その前に心の整理が必要
- いつもは外の世界ばかりに目を向けているけれど、傾聴を通じて自分の心を冷静に見つめ直せる
…など、いじめを真剣に考える時間となりました。
今回のテーマ:「私の心の傷」
この日の実践では、2人1組で「話す・聴く」を交代しながら体験し、最後に全体でのシェアタイムを行いました。
参加者からのシェアでは、
- 見つめていなかったものが見つかった。
- ペアの相手が良かった。 (この傾聴は不思議と聴く人にぴったりな相手が来るようになっていて、相手が吐き出してくれることの中に自分の苦しみがあることに気づく事があります。)
- 気持ちがスッキリした。傾聴は心地よい
- もっと聴いていたい。聴くことを通して、自分の知らない貴重な体験を知ることができた。
というように、深い気づきや温かな感想があふれました。
3ヶ月にわたる講座を終えて
6月から始まった第1期「傾聴サポーター養成講座」も、無事に全日程を終了することができました。
これから修了されたサポーターの皆さんは、勉強会や傾聴トレーニングを経て、私たちと共に傾聴活動を実践していく予定です。
仲間が増えることは、本当に嬉しく、心強いことです。
今後、第2期・第3期と回を重ねる中で、さらに多くの仲間と出会えることを願っています。
傾聴で出逢う、“あるがままの自分”
「未来の子ども達プロジェクト」での傾聴は、45分間、ただただ“話を聴く”というスタイルです。
しかし、話しているうちに、
自分でも気づいていなかった感情が、ふっとあらわれる瞬間があります。
そんな瞬間に立ち会える傾聴は、
まさに「心を解放し、あるがままの自分と出逢う歓び」そのものです。
ぜひ一度、体験してみてはいかがでしょうか。

ブログは木下が担当しました。