傾聴

傾聴を受けたい方

「傾聴」がいじめ防止に有効って知っていますか?

 近年、「自分の気持ちが分からない」という子ども達が増えています。また、子どもだけにとどまらず、大人においても同じ。「私は何を感じたら良いのですか?」「どう感じたら良いのですか?」などという質問が出てくるのです。AIの進化や、世代を超えた内なる悲しみや苦しみ等により、私たち人間は、「感じる」という機能が低下してしまっているのです。また、「感じる」ことを避け、全てを「知識」で対処してしまう機械の様な人も増えてきています。また、上記とは真逆で、感情が出すぎてコントロールができなくなってしまう人も溢れかえっています。これらは、人類の危機ともいえるのではないでしょうか。
 この様な背景の中で、私たちは、これからの時代をどう生き抜いていくのか、ということを真剣に考えなければならない非常に大事な時期に突入しています。

 そんな時代だからこそ、今、その有効性が注目されているのは、「傾聴」です。未来の子ども達プロジェクトの行う傾聴は、新しい認識様式である「いじめが終わる方程式」を体得した傾聴士達が行う「全く新しい傾聴のスタイル」です。
 傾聴士と相談者は、鏡となり、お互いを映し合い寄り添うことで、両者が同時に癒され解放されていく、新しいスタイルの傾聴サービスです。
 いじめを終わらせた傾聴士達の前では、いじめは存在できなくなるのです。あなたも是非、一度体験してみてください。

いじめ防止のための「傾聴」とは?(一般的な傾聴と何が違うのか)

「いじめが終わる方程式」の講演会の中にも出てきますが、自分の事は自分では何一つ分かりません。私たちは、「自分のことは分からない仕組み」の中にいます。実は、私たちの内面にある感情や観念、信念、思考パターンなども、自分では分からない仕組みの中にあります。「思い込み」というのは字のごとく、思い込んでいることなので、決して自分では気付くことができない自分の中の盲点です。そこで有効なのが傾聴です。

 傾聴は安心の空間の中で、自分の中にあるものを吐き出す事を重ねていきます。傾聴士は鏡となって聴いて(受け取って)いきます。傾聴士という相手に話し、吐き出すことを重ねる事で、自分の中に抑圧していた感情や思い込みが外れ、自然と心が解放されていきます。心が解放されたことで自分への否定感や、自分いじめのパターンが消え去り、同時に相手への攻撃性も消えていきます。
 傾聴には、その人の中に隠れていたものを引き出す力があります。傾聴士は、アドバイスは一切しません。叱咤激励をすることもありません。傾聴は、話す側と聴く側双方の歓びと、その人にしかない秘めた活力を生み出す、画期的なコミュニケーション向上法とも言えるのです。

未来の子ども達プロジェクト認定専属傾聴士EARsと

 未来の子ども達プロジェクトが運営する傾聴活動員養成講座を受講し、傾聴活動員として活動経験を積み重ねたのち、傾聴士試験に合格したいじめ防止対策専門の傾聴士のことです。傾聴士の活動を通して、子ども達の平和な未来に向けて貢献します。

傾聴体験者の声を聞いてみよう

傾聴士の声

●聴かせてもらう喜び
傾聴をさせて頂いていると「もっと話して、何でも吐き出して」と思ってきます。安心の空間の中で「話す」「聴く」の傾聴は、2人の間の壁が無くなり、お互いの気持ちが繋がる気持ちがします。(40代女性)

●聴く事の豊かさを実感しています
傾聴は心のコミュニケーションを練習する最高の場です。傾聴することで自分の問題も消えてしまう不思議な体験を得られました。(70代女性)

●話す側も聴く側も同時に癒されます
傾聴とは相手を通して自分の声を聴く事です。「自分」というものを横に置いて傾聴する時、相手と自分が調和し双方に癒されることを実感しました。(50代男性)

●聞かせていただく側にプレゼントがあるなんて・・・
近頃、子育てにつまずきを感じていることがあり、傾聴に参加させてもらいました。自分のことではない相手の話す言葉に、自分が励まされたり癒されたりしました。(30代女性)

傾聴を体験した人の声

●人には言えないと思ったことを話していました
傾聴士さんに話すという感じではなく、自分の心の中に閉まっていたものを話していました。相手にどう思われるという心配もなく心のうちを出してみて本当に楽になりました。(30代女性)

●自分を生きる喜びを感じて
始めの頃は相手に「答え」を求めてしまう癖(旧式思考)が出ていましたが、傾聴を深めることによって「内なる自分の声」が聞けるようになりました。(20代女性)

●家族が笑顔になりました
日頃、無意識に押し殺している感情を吐き出すことは本当にスッキリします。息子の声も聞いてあげられるようになりました。(50代女性)

いじめ防止傾聴士の展望

 私たちは、いじめ防止専門傾聴士が日本中の学校に配属される事を目指します。そして、職場にも傾聴士が派遣される未来を描いています。教師や保護者、子ども達が、また職場の管理職が、誰もが傾聴を体験することで、誰もが本来の自分自身と繋がり、自分の声が聞けるようになり、日本の未来が開けていくことと思います。そして、私たち人間が持っている本来の輝きを取り戻し、あるがままの世界でお互いを思いやり、支え合いながら笑顔あふれる社会の実現を目指します。

未来の子ども達プロジェクト認定専属傾聴士EARsになるには