10月21日(土)、港区立赤羽小学校で道徳授業を担当させて頂きました。
秋晴れの赤羽橋駅から地上に出ると、秋晴れにドドーンと東京タワーが。
こんな都心に学校があるの?と歩いて行くと、地図ではここなんだけど…という場所には素敵なマンションが⁈いえいえ、それは紛れもなく赤羽小学校でした。大使館のような守衛室を抜け、ピカピカの新校舎に。
会場となった講堂に、元気に入ってきた六年生。宝くじの当たる確率を楽しげに0.0000…(れーてんれろれろれろ…)と声に出していましたが、人が生まれてこられる可能性を聞くと、その奇跡にみんな、息を呑んだよう見えました。
大切な宝物である命について、人は食べたものでできていること、10時までには寝ること、携帯は寝室に置かないこと、といった、基本的な生活についても確認しながら講義は進んでいきました。
事前に取った、自分と家族の長所と短所についてのアンケートをもとにした、「家族の長所や短所として書いたことが、自分のことに近い」との話に、「えーっ」と言いながらも、自分のことは、自分ではわからないこと、人と関わって初めて自分を知れることについて、一生懸命考えているようでした。
最後のいじめが終わる方程式、
『自分が自分を〇〇にする🟰いじめが存在できない』
との問いでは、「大事にする!愛する!大切にする!」と、次々に答えていて、土曜日、しかも2時限通しの講義であったにも関わらず、内容をしっかり受け取ったようでした。
そして、「相手は、自分なんだよ。自分が見えているんだよ。」と、友達に語りながら会場を後にする児童もいました。
保護者の方も、入れ替わり立ち替わり多くの方が参観されました。児童の授業後も残られ、「パートナーに怒りを感じる時、相手を通して自分を見ている」こと、「特にお子さんに対する怒りは、もっとわかりやすいのでは?」という講師からの問いかけに、大きく頷きながら聞く姿がありました。
この出会いに改めて感謝し、一人でも多くの児童の、保護者の皆さんの人生が輝き続けることを願います。
ブログはkyo-koが担当しました。