狛江市教育委員会の教員研修を実施しました!

2023年12月14日(木)、狛江市教育委員会主催「第2回狛江市地区連絡協議会・児童青少年健全育成連絡会」にて、『学ぼう!いじめが終わる方程式』の教員研修を開催しました!

教育長をはじめ、狛江市の小学校4校・中学校6校の校長先生や教員、民生委員、PTAの会長まで、70名近くの方が参加いただきました。

みなさん顔馴染みだったようで、講演会開始前から和気あいあいとしたアットホームな雰囲気で会場が包まれているのが印象的でした。
狛江市は普段から地域交流が盛んのようで、子どもの数も年々増えているようです。

会場であるエコルマホール6階から一歩外に出ると、狛江市の街並みを一望できました。
眺めもよく、暮らしやすそうなステキな街ですね。

さて、品田講師による教員研修が始まりました。
講演会や研修では、毎回必ず講師の自己紹介が序盤に入りますが、何十回も聞いてきたはずの講師の自己紹介で、この日はなぜかウルッときました。
不思議と、「声」の音だけで心に響いてくるものがあったのです。
和気あいあいとした会場の雰囲気が、その声色を引き出したのかもしれませんね。
これまでスタッフとして何度も同行してきて、初めての体験でした。

いつものように「命の仕組み」をスライドでわかりやすく伝えつつも、今回は学校ごと、若手教員、PTA会長などでテーブルが分かれていたため、テーブルごとにディスカッションも3回行いました。皆さん、ワイワイと楽しそうに受けられている様子が印象的でした。

自分の気持ちを問う質問では、素直に感情を表現される方が多かったと共に、同じ質問であっても、人によって受け取り方・感じ方は千差万別であることを感じる瞬間でした。

講演会後のアンケートでは、日々子ども達の対応に苦慮されている現場の方々だからこその感想が多数あり、「大人が変われば子どもが変わる」という講師の想いを素直に受け取って下さる方が多く感じられました。

感想の一部をご紹介させていただきます。

●自分の命を見つめる良い機会となりました。
自分の子どもにかけている言葉が幼少期の体験と重なると思いました。

●学校の代表で参加しましたが、この内容はすべての先生方、保護者の方子どもに関わる方に知っていただきたいと強く感じました。「子どもを通して自分を知る。」「自分を大切にする。」ことはこれからも大切にして意識していきたいです。

●素晴らしかったです。目からうろこです。
子どもを怒る前に旦那と話す時間を大切にします。

●大変勉強になりました。「あなたが他人に感じていることは、自分が他人に感じさせていること」という事を肝に銘じて過ごしていきたいと思います。

●「人を見る目が自分である。」ということで、自分を見つめ直したいと思いました。人と人との関係によりいじめが起こる仕組みについて学べて良かったです。

講演会後は、PTA会長に紹介したいただいたオススメのスペイン料理屋さんで、講師とスタッフで打ち上げをしました!どれも絶品で、感動でした。

その場でもPTA会長から、子ども達の自殺が増加傾向にある近年、命の大切さを伝える道徳授業はいじめ防止やいじめによる自殺防止の観点から今後も必要な取り組みだとご意見をいただきました。

今回は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
ぜひ今後も狛江市をはじめ、地域ぐるみで『いじめが終わる方程式』のご縁が広がってゆくことを願っています。

ブログはコジマが担当しました。