都内公立中学校で道徳授業を開催しました!!

明けましておめでとうございます。
未来の子ども達プロジェクトでは子ども達の笑顔溢れる社会のために道徳授業や講演会活動をしていきますので本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年12月9日(土)東京都武蔵村山市立第四中学校にて道徳授業を担当させていただきました。
武蔵村山市は市の大半を狭山丘陵に位置しており、東京都でありながら市内に鉄道の駅がないという不便さはありますが緑豊かな街で時間がゆっくり流れているような感じがするとても素敵な街でした。
隣接する東大和市には多摩モノレールが通っており、路線が武蔵村山市まで延長されることを市民の方は心待ちにしているそうです。

さてこの日は月に一度の道徳授業の日で1.2時間目は学年ごとに人権問題などを取り入れた授業内容だったそうです。
その後体育館に移動し、3学年合同のいじめが終わる方程式の道徳授業の始まりです。
始めに校長先生が講師を紹介し、「いじめはなぜなくならないのか」と生徒に問いかけをしました。
その答えを見つけるために心を真っ白にして聴いてほしいと話されたのが印象的でした。
事前に書籍を読んで下さっていたからこその導入だったと感じました。

品田講師が「今日は楽しくしていきたいです。」
と語りかけ、質問を始めると1年生は元気よく手を上げて答えてくれ、2、3年生は少し恥ずかしそうでしたが、答えてくれて本当にみんな素直で良い子たちだということが伝わってきました。

自分を諦めないこと。
人とかかわって人は成長するもの。
人は自分の見たい物しか見えない。
どんな自分でも大切にする。
他者の一部だけ見て決めつけてはいけない。

講師の話に多くの生徒達が前のめりになり真剣に耳を傾けていました。
自分のどんな感情でも大切に扱い、自分と対話することが大切であるという内容は普段、
自分の感情と中々向き合えない大人にも心に響いたことでしょう。
握手ゲームではみんな積極的に隣や後ろの席のお友達と楽しそうに握手していました。

この日の道徳授業で何か1つでも心に残ってくれて、毎日が豊かに生き生きと過ごせる子どもが増えたら嬉しいです。

道徳授業終了後は校長先生・教員と保護者の方が講師を囲んで感想などをシェアしてくださいました。
教員の方や保護者の方が素直にご自分の気持ちや感想をお話されているのを聞いて雰囲気がとても良い学校だという印象を持ちました。

その後、校長先生がインタビューに答えて下さり、この授業をたくさんの子ども達が聴いて広がっていけば、みんなが穏やかに暮らすことが出来るのではないかというご感想を頂きました。
先生方が繋いでくださったご縁に感謝の一日でした。

左から品田講師、清水校長・スタッフ
左からスタッフ、土田先生、品田講師

ブログはkinokoが担当しました。